姫路市制百周年 姫路百祭シロトピアの記録
前夜祭は晴れやかに会場を彩るコンパニオンに迎えられ、盛大にセレモニーが行われ
開場玄関口のテープカットから始まり無数の風船が舞い上がり、会期中百五十八万二千人の入場を数え、ハイテク映像などを駆使した五つのパビリオンや、連日楽しいイベントが繰り広げられる幕開けとなりました。
前売り入場券(銅製プレート)
勇壮な屋台練や獅子舞が三の丸広場に勢ぞろいした「ザ・姫路のまつり」や当市出身の世界的なデザイナー、高田賢三氏の野外ファッション・ショー、坂東玉三郎さんの豪華な舞台などビッグイベントが多くの人々を魅了しました。
「平成の灘まつり」より 発行 神戸新聞総合出版センター 写真・編集 北村泰生氏
文中の寺脇弘光(郷土史家)先生の投稿を紹介しますと
「灘まつり」の屋台練は異例の人気を呼び未曾有の人出となった。その理由を考えてみると、シロトピアの諸行事が万事順調に進行していたこと、気候のよい時期で天候に恵まれたこと、かねて耳にしていた通称 "灘のけんか祭り" など地元の有名な祭りが
天下の名城・姫路城をバックに見物できるとあって、人気が人気を呼んだことなどのほか、昨年秋の例祭自粛以来鬱積していた祭り気分が一気に爆発したことが挙げられるのではないかと思われます。
当日は、午前七時蔵出し、松原八幡神社前に六台据え付け、役員・練子関係者共々に出発前の「お祓い」を承け、トレーラーにて出光興産兵庫製作所付近で妻鹿と合流、(灘まつりの神幸渡御順)にお城大通り、ヤマトヤシキ百貨店前に到着、参加者集合。
午前十時半頃より、セレモニー、当時の戸谷市長へ舊松原村田中総代より采配献呈。
舊松原村の獅子屋台の先導で木場・松原・中村・妻鹿・宇佐崎・東山・八家の順で練上げ、道中練りを披露、大手前公園西に据え昼食。
午後一時半より、順次三の丸広場に入場。セレモニー開始・終了後、舊松原村の露払い、
各地区屋台の練り合わせを披露。五時頃より退場を開始、大手前公園西でトレーラーに積み込み各地へ、七時頃に屋台の蔵入れ完了。
写真は「平成の灘まつり」掲載
参考文献
発行 神戸新聞総合出版センター
編集 /写真 北村泰生氏(故人)
当日は山陽電鉄が参加者の運賃を無料にしたり、道筋は商店のおもてなし接待ありで、私たちも婦人会役員・地区役員として参加協力したのですが、私がその年の早春に遭った交通事故の後遺症に苦しみの最中で十分なことが出来ず、残念だったのが昨日のようです。
次回は、遠来よりのお客様方や市民にどう映ったかは翌日の新聞各紙の記事紹介
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