体温と湿気は充分にとる
きものを脱いだ後はきものと長襦袢をきものハンガーに掛けて吊るし、
帯や小物は椅子の背などに掛けて体温と湿気を取ります。
但し、一日程度で十分です。不必要に掛けっぱなしにして
おく事はよくありません。湿気を残したままにしておくとカビの原因
となります。
汗は乾いてしまうと見えなくなりますが、時間が経つと変色してきます
から注意が必要です。
帯をほどいたら、シワの部分を軽く叩いて伸ばし、
衣桁やきものハンガーにかけておきます。
お太鼓やたれの部分にシワが残る時は、
乾いた当て布をしてアイロンをかけますが、
金銀箔には高温や強いアイロンかけは厳禁です。
注意しましょう。ゴム製品を近くに置く事もトラブルの原因となります。
きものはきちんと畳んでおけば、シワは目立たなくなります。
ひどいシワは乾いた当て布をして、
上からそっと押さえるようにアイロンを当てます。
絶対に強くこすらないようにしてください。
絹に湿気は禁物なので、
濡れた当て布やスチームアイロンは絶対に駄目です🙅。
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