きものを着る②

体温と湿気は充分にとる


きものを脱いだ後はきものと長襦袢をきものハンガーに掛けて吊るし、


帯や小物は椅子の背などに掛けて体温と湿気を取ります。


但し、一日程度で十分です。不必要に掛けっぱなしにして


おく事はよくありません。湿気を残したままにしておくとカビの原因


となります。


汗は乾いてしまうと見えなくなりますが、時間が経つと変色してきます


から注意が必要です。


帯をほどいたら、シワの部分を軽く叩いて伸ばし、


衣桁やきものハンガーにかけておきます。


お太鼓やたれの部分にシワが残る時は、


乾いた当て布をしてアイロンをかけますが、


金銀箔には高温や強いアイロンかけは厳禁です。


注意しましょう。ゴム製品を近くに置く事もトラブルの原因となります。


きものはきちんと畳んでおけば、シワは目立たなくなります。


ひどいシワは乾いた当て布をして、


上からそっと押さえるようにアイロンを当てます。


絶対に強くこすらないようにしてください。


絹に湿気は禁物なので、


濡れた当て布やスチームアイロンは絶対に駄目です🙅。

Keisyou-an

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