松原八幡神社秋季例大祭の歴史
ー 旧松原村を中心にした「灘のけんか祭り」のあゆみ ー
発行日 平成7年11月15日
執 筆 寺脇 弘光
発 行 灘の松原自治会
<以下、文中より抜粋しています>
ー 変遷に変遷を重ねた「灘まつり」 ー
1000年以上も前の遠い昔に始まった歴史の古い祭りですが、「灘まつり」ほど変遷に変遷を重ねた祭りは他のどこにも見当たらないないのではないかと思われます。
「灘まつり」の何が変わったかと言いますと、祭礼日が変わり、祭礼様式が変わり、祭礼行事の中身までが大きく変わってきたのです。 ・・・・以下中略
祭礼様式や祭礼の中身を変えることによって祭りの特色と魅力を生み出すとともに、祭りそのものを神様や神社のためだけなく、地元住民の生きる力にしてきた点にある、と考えています。 ・・・・中略
「播州飾磨郡松原山八正寺神事軌式の亀鏡」の記述内容
灘の松原自治会が所有する中世の例大祭資料は、美濃判(大判)の和紙6枚を二つ折りにして紙縒りで綴じた冊子に達筆な文字で書き誌されていますが、・・・・以下略
全文を読んでいただいたが、
意味不明でわからないところを現代語訳に近い、
わかりやすい表現で紹介され
当時の神事の様子がわかります。
考古学がご専門の先生はこれから先の
「灘まつり」
研究の踏み台にしていただくという意味において、
あえて執筆させていただくことにしました
と記されています。
灘の松原自治会からみた
灘まつり「灘のけんか祭り」の貴重な冊子
になったと思います。
本文 255頁 内容充実
委員長が奔走され長い年月と労力をかけた作品を、
定価2千円で各丁単位で購入希望者予約制で
発行部数を決めた記憶が有ります。
平成2年に松原史編集委員会委員長 北村 泰生(故)
委員会 田中康夫(故) 北村泰生(故)継谷芳久 大和亀一
編集協力 兼田金男(故)釘本義雄 𠮷田千代廣 山本明
執筆協力 金田 薫子 写真協力 北村 泰生
表紙題字 亀山 節夫(松原八幡神社宮司) (敬称略)
興味がおありの方は、当時は在庫がありましたが
発刊から20年経っていますので
現職の役員さんに現状をお尋してみてください。
0コメント